株主の皆様へ

今後も「AGC」を世界中のステークホルダーから信頼されるグローバルブランドへとさらに成長させるために、役員・従業員一同全力を尽くします。

代表取締役・社長執行役員CEO 島村 琢哉

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
AGCグループは高収益のグローバル優良素材メーカーとなることを目指し、「2025年のありたい姿」とその実現に向けた長期戦略を2016年に策定しました。そして、2018年~2020年までの3か年を「2025年のありたい姿 実現のための礎を築く期間」と位置づけ、中期経営計画 “AGCplus-2020”を推進しています。

中期経営計画 “AGCplus-2020”の2年目にあたる2019年は、各部門で主要課題に則した事業運営を行いましたが、ユーロ安などの為替影響が大きく、売上高は前期に比べて49億円減収の1兆5,180億円となりました。営業利益は、戦略事業が順調に拡大しているものの、製品市況の悪化や生産トラブルの影響などにより、前期に比べて189億円減益の1,016億円となりました。また、北米自動車用ガラス事業に係る固定資産の減損損失の計上などに伴い、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前期に比べて452億円減益の444億円となりました。期末配当金については、期初予定通り1株当たり60円とし、年間配当金は1株当たり120円といたしました。

2020年度の売上高は前期比320億円増収の1兆5,500億円、営業利益は前期比184億円増益の1,200億円を見込んでいます。世界的な景気減速などの影響が懸念されますが、これまでに実施した投資効果の発現などにより、再び増益基調に戻していきます。中間および期末配当金は1株当たり65円、年間配当額は1株当たり130円とし、2017年から4期連続の増配を予定しています。

本年は中期経営計画 “AGCplus-2020”の最終年となります。中期経営計画で定めた施策を着実に実行し、「2025年のありたい姿」に向けた礎を築いていきます。

今後ともAGCグループになお一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年3月
代表取締役・社長執行役員CEO
島村 琢哉

※2020年見込みに、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による影響は織り込んでいません。